ガルクレセを意識したフーディン開拓
フーディン使いであれば当然であるが、ガルーラ使いの方でもちょくちょく訪れるであろうこの対面。どう立ち回るのが正解か。
ガルーラ側からすると、様子見の猫騙し or 気合い玉警戒の不意打ちなどを押したくなるが、技構成が「守る / アンコール / 金縛り / サイコキネシス」だとフーディン側が有利に展開できてしまうのはそろそろ認知されているはず。
1ターン目フーディン側が様子見の守る、この時にガルーラが猫騙しか不意打ちを打ってしまうとアンコールされてしまう。アンコール+金縛りのコンボが決まると悪あがき状態になってしまうので、基本的にガルーラは1ターン目に猫や不意を打てないはずなのである。
また、親子愛をトレースされなければ倒されないケースも多いので、1ターン目フーディンの守るを読んでガルーラは敢えてメガシンカしないという立ち回りも一般的となった。このとき打つのは当然捨て身タックル等のメインウエポンである。
しかし上記の立ち回りはあくまで対メガフーディンにのみ有効な立ち回りである。
このような立ち回りをするガルーラがあまりにも多いと感じたため、前期自分は珠フーディンを採用した。1ターン目に守らずにいきなり気合い玉を打つ。(これこそ不意打ちである)
当たるかどうかは別として、体感的に択を通すことが出来る確率は非常に高かった。ガルーラ側がメガしてこなければ耐久に厚く振ったガルーラでも余裕の確定1発である。(無振りならメガされても確定1発)
こちらのメガ枠を消費せず相手のパーティを半壊させることが出来るので、ほぼ勝ちを拾うことができる。ちなみに前期2200に乗せられたのは運良く気合い玉を当てまくったためである。
また珠フーディンにはシャドーボールも搭載しており、メガフーディンでは不利対面であったクレセリアに対しても負担をかけることが出来る。特に毒毒採用のクレセは特性マジックガードのフーディンに対してなすすべなしである。また前期は採用していなかったが、身代わりも個人的に珠と相性がよく、ちょっとSを削って耐久に振るだけでクレセを起点にすることも可能である。(マジガのため珠ダメが入らず身代わりを張ったまま倒れることがない)
このように立ち回りだけでなく有利対面かどうかもメガと珠とでガラリと変わる。
となると、ガルーラ側は相手がメガフーディンなのか珠フーディンなのか、1ターン目から択を迫られることになる。
もちろんこれは珠フーディンが充分に認知されてなおかつ一定数環境に存在する場合のみの話であるが、チラリと頭によぎっただけで猫 or 不意打ちを押したくなってしまうだろう。一番安全なのは最初に猫をして守ってきたらメガ読みでクレセバックだろうか。
じゃあ守る搭載の珠フーディンを...とこんなことを考えているといたちごっこになるわけで、最も安全な立ち回りのできるフーディンの型を考えようとすると技スぺが8個くらい必要である。結局は永遠に択だらけの対面と言えそう。
気合い玉の命中不安も考慮しできれば初手から対面させるのではなく、サイキネ×2で落とせるような立ち回りを考えたいところである。