ライカの遠吠えブログ

ポケモンの構築記事・単体考察記事など

メガガルーラ VS 光合成なしゴツメジャローダ

 

自分のメモも兼ねて考察。

半減だろうがなんだろうが受け出しを許さないリフスト無双が強力なジャローダにとって、C振らないってどうなの?と思っている僕みたいな人のためのアタッカーゴツメジャローダ

自分が前シーズンからずっと使ってるゴツメジャローダの型は

リフスト / 蛇睨み / リフレクター / 挑発

の4つの技構成なのだが、光合成なしで役割対象のガルーラをしっかりと処理する努力値配分はどうしたらよいか。

努力値振りにおける条件として、

①可能な限りCを確保する
メガガルーラ対面で1:1交換できる
③メガ前ゲンガーを抜く
④ダウンロード対策を施す

であることを挙げておく。つまり対ガルーラ特化ではなく汎用性を広げたゴツメジャロ。 

③は素直にS179(236振り)で良いでしょう。

④ですが、B116(4振り)D117(12振り)にするパターンとB115(無振り)D116(4振り)でHに8多く振って4余りとするパターンが有ります。ここでA194メガガルーラからのダメージがB115とB116でどの程度変わるかを考えます。猫騙し以外の技はリフレクターが張られている前提としますが、捨て身の親ダメが1変わる時があるくらいで、ほとんどのダメージ量に変化が見られません。よってB115としてHに8多く努力値を割く方が賢明と言えるでしょう。


ということで余った努力値256をいかにHとCに振り分けるかを考えます。

①と②ですが、ゴツメ接触×4回+リーフストーム1回でメガガルーラを倒すことを想定。

まずガルーラの環境把握から。S8でレート2100以上を達成したガルーラ入り構築ブログを集計してみました。

※(パソコンからの方が見やすいです)

 

メガガルーラ耐久      
H D ゴツメ ゴツメ×4 残りH
209 122 34 136 73
209 121 34 136 73
209 121 34 136 73
209 121 34 136 73
209 120 34 136 73
209 120 34 136 73
207 122 34 136 71
207 121 34 136 71
207 120 34 136 71
207 120 34 136 71
207 120 34 136 71
205 120 34 136 69
203 122 33 132 71
203 120 33 132 71
203 120 33 132 71
203 120 33 132 71
203 120 33 132 71
201 120 33 132 69
197 120 32 128 69
197 120 32 128 69
197 108      
191 121 31 124 67
191 120 31 124 67
191 120 31 124 67
191 108      
189 128 31 124 65
189 128 31 124 65
189 127 31 124 65
181 122 30 120 61
181 122 30 120 61
181 122 30 120 61
181 122 30 120 61
181 122 30 120 61
181 121 30 120 61
181 121 30 120 61
181 121 30 120 61
181 121 30 120 61
181 121 30 120 61
181 121 30 120 61
181 121 30 120 61
181 121 30 120 61
181 120 30 120 61
181 120 30 120 61
181 120 30 120 61
181 120 30 120 61
181 120 30 120 61
181 120 30 120 61
181 120 30 120 61
181 120 30 120 61
181 120 30 120 61
181 120 30 120 61
181 120 30 120 61
181 120 30 120 61
181 120 30 120 61
181 120 30 120 61
181 120 30 120 61
181 108      
180 108      

 

D下降補正ガルは両刀なので、ゴツメダメの計算はしてません。
181ガルーラばっかですね。203や207はD無振りが多いです。ここらへんを確実に倒しきれるCに調整するのが良さそう。

Dと残りHのみに注目してまとめ直し、各Cの値で突破率を見ていきます。

D-残りH 個体数 C112 C114 C116
122-73 1  10 / 16  11 / 16  13 / 16
121-73 3  10 / 16  11 / 16  13 / 16
120-73 2  11 / 16  13 / 16  15 / 16
122-71 2  12 / 16  13 / 16  15 / 16
121-71 1  12 / 16  13 / 16  15 / 16
120-71 7  15 / 16  15 / 16
120-69 4
121-67 1
120-67 2
128-65 2
127-65 1
122-61 5
121-61 8
120-61 15
特殊 4      

 

C116だとD120の203,207ガルを確定で倒せます。乱数が変わるラインがC112,114でしたが、どちらも203,207ガルに対する乱数は変わりませんでした。

個体数も考慮すると、C112もしくは116に調整するのが良いでしょう。

C112の場合はH167,C116の場合はH163となります。耐久の面も考慮しどちらが良いか考察していきます。

 

 

陽気最速であろうがジャロは抜けないので、単純に意地Aぶっぱのガルーラを想定してダメ計していきます。

 

 

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パターン1:初手猫騙し→捨て身or恩返しor冷パン

猫→リフレク→捨て身を耐えるにはH169欲しいですね。耐えてもその後不意打ち択となってしまい、嬉しくない展開と言えるでしょう。
急所も考慮すると、H163の生存率は69.54%,H167は74.83%です。ちなみにH182でも生存率は82.71%です。親子愛の強さが分かります。

猫→リフスト→捨て身とすると、ゴツメダメ3回と反動も含めて落とすことが出来ますが、恩返しor冷パンの場合は反動が無いため負けてしまいます。

ただ猫騙し持ちは陽気も多いので、素直にリフレクを張って耐えることを願うのが良いでしょう。

陽気のA177ガルの場合,H163ジャロの生存率は80.63%,H167は82.49%,H182は84.02%です。こちらはHぶっぱするメリットが少ないですね。

パターン2:初手グロパン→捨て身

リフレク後のグロパン2回(~26ダメ)+親の捨て身により、確実にゴツメダメが3回入ります。すなわちガルの残りHは半分ちょっとです。リフストの最低ダメが70程度と考えると、捨て身反動の約45ダメージと合わせて落としきることができますね。よって調整はどちらでも良いでしょう。

パターン3:初手グロパン→恩返しor冷パン

捨て身反動がないので、確実にゴツメ4回のスリップダメージを稼ぎたいです。

グロパン→恩返しの親の攻撃までの生存率は、
H163:89.40%,H167:90.61%,H182:91.46% となります。

パターン4:初手捨て身→不意打ち

不意打ちの子までのダメージを受けた時の生存率は
H163:74.18%,H167:76.01%,H182:77.46% となります。

これは捨て身で急所に当たった場合も含んでいるので、耐え切ることが出来た場合は生存率を気にせず素直にリフストを打つ立ち回りが正解でしょう。これもHぶっぱの恩恵は少ないですね。

 

 

まとめると、H163でもH167でも大して生存率は変わらないのでは?と思います。

C方面は112と116でどの程度の差が出るのでしょうか?
リフストの命中率90も考慮して考えていきます。

無振りゲンガーに対するリフスト×2の突破率
C112:72.52%,C116:80.91% 

H252振りチョッキブシンに対するリフスト×2の突破率
C112:45.48%,C116:69.82%

無振りガブに対するC2段階上昇時のリフストの突破率
C112:17.81%,C116:33.28%

H191D115輝石ポリ2に対するリフスト×2の突破率
C112:7.81%,C116:9.94%

 

こちらは乱数がずれやすい印象を受けます。てことで、、、

 

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163(100)-×-115-116(164)-116(4)-179(236) 余り4

 

こんな感じでしょうか。

 

余談:

H181のゴツメジャロを使っている人をよく見かけますが、光合成の回復量を減らしてまで奇数調整したい理由は何なのでしょうか。素直にHぶっぱした方がいいと思います。

 

おわり!